カレンダーの用語について
(月の満ち欠け、三りんぼう など)
■月の満ち欠け
月は太陽と地球との相対的な位置関係によって、新月・上弦・満月・下弦の順に満ち欠けを繰り返します。
その平均周期を朔望月(さくぼうげつ)といい、一朔望月は29.530589日とされています。
新暦では一太陽年を十二分してひと月とし、1・3・5・7・8・10・12月を大の月で31日、4・6・9・11月を小の月で30日、2月のみ平年を28日、閏年を29日としています。
一方、旧暦では朔を含む日を一日(朔日)として大の月を30日、小の月を29日とし、太陽の運行との調整をはかる意味で閏月が設けられています。
現在、天文学で使われている月の満ち欠けを表す度合いを「月齢」と呼び、新月を0とし、次の新月までの正午における経過時間を一日単位で起算した日数で表します。
上弦は月齢7前後、満月(十五夜)は月齢15前後、下弦は月齢22前後といった具合に、旧暦の日付けとほぼ対応するものです。
■三りんぼう
大安・友引などの六曜とともに、現在でも民間に根強く生きている暦注です。
「三隣亡」という文字から、この日に棟上げ・建築を行うと三軒隣まで焼き滅ぼすと言われます。
しかし江戸時代の古い雑書などには「三輪宝」と記されており、「屋立てよし」「蔵立てよし」と注記してあるので、もともとはめでたい日であったものが、いつ頃からか悪い日に変わっていったと考えられます。
このようにもともと由緒のはっきりしない暦注ですが、六曜とともに幕末に庶民の間で次第に流行していき、現在ではどの暦を見てもだいたい記載されています。
■6週間表示/5・6週間表示
「6週間表示」
6週目にもメモスペースが確保されたデザインのカレンダーです。
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「5・6週間表示」
月に合わせてメモ欄を大きく取れるように工夫した、5週・6週表示の混在デザインのカレンダーです。
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